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ボックスヴィル(ロスサントス衛生局)(Boxville (LSDS)) ボックスヴィル(ロスサントス衛生局)(Boxville (LSDS))詳細データ 解説 入手場所、出現場所オフライン オンライン 改造費用 画像 モデル 詳細 データ 種類 メーカー 和名 日本語訳 ドア 乗車定員 駆動 ギア バン ブルート ボックスヴィル 箱 2ドア+1バックドア 6人 FR 5速 価格 割引時(*1) 売却額 モデル オンライン オンライン オンライン $475,000 $356,250 シボレー・ステップバンフォード・ユーティリマスター プラットフォーム カスタム 特殊アクション オンライン専用 PS4 / Xbox One / PC限定 不可 L3押し込みでパトランプ点灯 プラットフォーム ガレージ保管 オンライン専用 自宅物件ガレージ PS4 / Xbox One / PC限定 不可 解説 『チョップ・ショップ』アップデートで追加されたバン。2023年12月21日解禁。 ボックスヴィルのロスサントス衛生局版。元々GTAVのオリジナル版ではボックスヴィルのペイントパターンの片割れとして存在していたが、強化版で削除されロスサントス水道電力局のみが残り、その後『チョップ・ショップ』アップデートで別データの車両として復活したという経緯を持つ。 あなたがロスサントスの公衆衛生局のバンを購入する理由は無数にありますが、 あなたがロスサントスの公衆衛生局の職員である場合はそのひとつになるでしょう。 注記:本商品はペガサスの乗り物です。お持ちのガレージには保管できませんのでご注意ください。 (Warstock Cache & Carry サイト内の解説より) 入手場所、出現場所 オフライン 出現しない。 オンライン Warstock Cache & Carryで購入。 改造費用 画像 モデル 水道電力局使用など、普通のボックスヴィルと比べて異様にスピードが出る気がする... (2023-12-27 00 36 25) 回転灯をつけると何故か緊急車両扱いになり、周りのNPC車が止まります。 (2024-01-25 23 26 35) コメント
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史料 v3.0.2(522.13.1) で概ね解決された様子です Core Services for Windows (仮称)は起動時にフォントの一覧を内部に作成するのですが、 日本語環境で起動するとフォント名が途中で・最終的に和名になってしまい、合わなくなる問題があったようです この問題はソースの上では解決されていて、次回WebKitアップデートでは修正されるでしょう それまでの間は、いろいろ工夫して、日本語を表示させましょう WebKitPreferences.plistを更新して、英名な和文フォントを指定する方法 http //la.ma.la/blog/diary_200706120455.htm http //www.forest.impress.co.jp/article/2007/06/12/safari3beta_en.html ユーザCSSで英名な和文フォントを指定する方法 http //suisui.dip.jp/mt/suisui/2007/06/safari_3b_for_windows.html ※どのみち、これらの方法では、フォント名が和名のままでは、指定できないです(投稿時現在)。 フォントの方を書き換えて、和名を英名にする http //la.ma.la/blog/diary_200706120455.htm (再掲) Apple の公式な更新を待たずに、Nightly Build WebKit を使う方法 入手元は入手のページを参照。 Nightly Build WebKitを落としてきても破損していることがある件については、入手にコメントを置いています Nightly Build WebKit は、Safari にコマンドラインオプションを指定して読み込ませます 同梱されているスクリプトに目を通しておいてください 強引に和名フォント名を英名フォント名に変換するDLL を使う方法 推奨はされていません。事情があって、Nightly Build WebKit を使えない方が試用されています ソフトウェア板のスレで不定期に配布しています 一応の署名がされています 元からあるDLL を上書きして使うものではありませんので、注意してください これらの措置で、初期設定画面にも日本語が登場するようになります おまけ アップル日本法人に不具合について問い合わせたところ (原題名は異なります) http //it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMITba000012062007 Apple 英語圏以外への対応等を「近々対応予定」(原題名は異なります) http //www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/15/news023.html ところで、これらの措置を取ってもなお、以下の点には留意してください 初期設定で英字フォントが指定されていても、日本語が表示されることがありますが、されないこともある感じです 初期設定で、適切に和字フォントが指定されているか確認してください 文字化けがきつい件。
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コメントからのドキュメントの作成 ※昔書いたメモの転載だから、記述が古いかも。 C#のソース中には、「///」と半角スラッシュ3つで始まるコメントを埋めることができる。 これは特別な意味を持ち、「ビルドコメント」という。 Javaで言うJavadocの機能で使われるコメント「/**」のようなものだ。 VS2005の場合は、ソリューション(プロジェクト)のビルド設定から XMLファイルの出力有無と、ファイル名を指定することができる。 それをONにして普通にビルドすると、XMLファイルがbinディレクトリに、EXEと一緒に 吐かれる。 このXMLを生で見ても当然意味が無い。(ただのXMLファイル。XSLファイル無し) VS2003までは、「WEBページのビルドコメント」なるものがツールメニューにあって、 XMLからHTMLだかCHMに変換してくれたらしいが、 VS2005では削除されている。 どうも、それで作成されたドキュメントはXP SP2上では読めないというのが理由らしい。 【参考】http //blogs.wankuma.com/naka/archive/2005/06/04/12342.aspx 一方、NDOCというサードパーティーツールがあるが、 これは.NET1.1のみで、.NET2.0に非対応の模様。 .NET2.0のプロジェクトからXMLを作成してNDOCに読ませても、 HTMLファイル等をビルドするときにエラーがでる。 MSは公式ツールとして、Sandcaslteなるものを作っているらしい。 http //www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=e82ea71d-da89-42ee-a715-696e3a4873b2 DisplayLang=en これは現在はプレリリース版でしかない。 また、単独では使うのが難しいらしく、支援ツールがいろいろある模様。 例えば、「Sandcastle Help File Builder」など。 http //www.codeplex.com/SHFB/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=2264 【参考】http //d.hatena.ne.jp/Wacky/20070108/1168237297 Sandcastle Help File BuilderのインタフェースはNDOCのそれに似ている。 ADDボタンでDLLまたはEXEを追加する(同じディレクトリにXMLファイルがあることが必要)。 その状態でビルドすればHTMLができるはずだが、 他のDLLが使用されている場合、その部分でエラーとなる。 これを防ぐには、それらDLLも続けてADDしてからビルドする。 ただし、それらDLLに関するXMLファイルは当然無いため、 ダミーの、空のXMLファイルを作り、それを充てる。 unknown.xml ?xml version="1.0"? doc /doc ただ、これをもってしてもFlexGridのDLLを含んだプロジェクトはうまくビルドできない。 [Sandcastle Help File Builder GUI, version 1.4.0.1] Creating output and working folders... Clearing working folder... Finding tools... Found Sandcastle in C \Program Files\Sandcastle\ Found HTML 1.x help compiler in C \Program Files\HTML Help Workshop\ Validating documentation assembly information... ------------------------------- Creating Sandcastle configuration file... Last step completed in 00 00 00.0156 ------------------------------- Generating shared content files (en-US)... Last step completed in 00 00 00.0156 ------------------------------- Generating reflection information... [C \Documents and Settings\slwms\My Documents\Visual Studio 2005\Projects\MakeHSForm\MakeHSForm\bin\Debug\Help\Working\GenerateRefInfo.bat] MrefBuilder (v2.2.63000.2) Copyright c Microsoft 2006 Error Unresolved assembly reference System.Configuration (System.Configuration, Version=2.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b03f5f7f11d50a3a) required by C1.Win.C1FlexGrid.2 Last step completed in 00 00 01.6250 BUILD FAILED Unexpected error in last build step. See output above for details.
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ARMORED CORE 2(アーマード・コア2) part35-160~174,175,184~185 160 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 11 51 06 ID of5QokYm0 地球暦196年。 地球最大規模の巨大企業であるジオ・マトリクス社が大破壊以前に進めていた火星への移住計画を実施し、火星社会を形成することに成功した。 しかし、地球政府の管理が危機的状態になり、火星で再び企業間対立が激化。 傭兵であるレイヴンが活躍する時代に再び戻ることになった。 主人公はナーヴスコンコードと呼ばれる傭兵管理企業の登録試験をいままさに受ける人物。 試験官であるベテランレイヴンのストラングが監督するなか、試験開始。 見事合格することができた。 主人公は晴れてレイヴンとなり、アリーナ(レイヴン同士の闘技)に登録され、自分のACを獲得した。 主人公のマネージャーとして就いたのは、ネル・オールターという女性。 彼女は早速依頼を取り寄せてきており、主人公は初仕事へと向かう。 その後、主人公は数々のミッションをこなしていき、企業から、そして他のレイヴンからも注目する存在へと成長していった。 161 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 11 59 46 ID of5QokYm0 そんな成長していく主人公を尻目に、各企業は熾烈な武力制圧を続けた。 夜襲、防衛、護衛など・・・レイヴンにとってはうれしいことこのうえない状態だが、政府は厳しい状態だった。 火星の統治を図ろうと政府が新たに設立したLCCも、各企業に押され、機能しているとはいえない状態だった。 そんな中、主人公にある依頼がくる。 それは出所不明の生物機械であるディソーダーの排除依頼だった。 ディソーダーは火星にすでに出没していた生物機械で、各地域に現れては、破壊のかぎりを尽くしていた。 主人公はそれを受け入れ、なんとかディソーダーを片付けたが・・・ディソーダーが落ち着く日はなかった。 各企業もディソーダーの被害を受けており、熾烈な企業間の争いの拍車をかけていた。 162 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 09 17 ID of5QokYm0 アリーナとミッションをこなしていく主人公。 アリーナのランキングも徐々に上がっていき、上位へ更なる躍進を続ける。 そして、依頼されてきた任務も次々とこなし、 企業も主人公の活躍ぶりに注目してきた。 そして、企業も激動し始める。 エムロード社の依頼がきた。 内容は、自社が保有する工場施設の防衛。 敵戦力はバレーナ社と思われる。 他のレイヴンと共同に作戦を展開してほしいとの依頼だった。 163 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 16 39 ID of5QokYm0 主人公はそれを請け、作戦地域へと向かった。 多数のガードメカを破壊し、最深部へと向かう主人公。 しかし、友軍機であるレイヴンがいない・・・。 作戦を続行していく主人公に、突然無線が入った。 「フライトナーズ・・・もう・・・火星に・・・」 その言葉を最後に、無線は切れた。 主人公は急ぎ、味方機へと向かうが、そこにいたのは重量2脚ACと軽量2脚ACの2機の姿、そして、破壊されたACの残骸。 重量2脚ACを駆る人物の声が響く。 「任務完了。尚、所属不明のACを確認。これを排除します」 銃口が主人公に向かれる・・・が、直後に新たな声が響いた。 「作戦タイムオーバーだ。ボイル、レミル」 「・・・・了解」 重量2脚ACの腕がゆっくりと下ろされる。 164 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 23 12 ID of5QokYm0 「レイヴン、運が良かったな」 軽量2脚ACの女性パイロットの声が響き、2機は即座に離脱していった。 その後、ネルは先の2機について説明した。 LCCが火星統治の強化を図ろうとして配備した凄腕のレイヴンたち、フライトナーズと呼ばれるレイヴンたちが、各企業を抑え込むために活動しているようだ。 あの二人はそのうちの幹部で、指揮しているのは、かつてレイヴンズネストでアリーナランキング一位を勝ち取っていたレイヴンのレオス・クラインだ。 ネルはその後彼らと戦う羽目になる可能性があるといい、主人公に注意を促した。 しかし、その後もフライトナーズは各地で活動を起こす。 165 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 30 45 ID of5QokYm0 主人公はその度にフライトナーズを迎撃してきたが・・・苦しい展開を強いられていた。 そんな中、LCCにも依頼がくる。 それは、火星No2のエムロード社に対して大規模な襲撃を行うとのこと。 LCCはエムロード社を潰すつもりのようだ。 主人公はその依頼を受諾。破壊活動に移る。 エムロードもレイヴンを雇い、必死に抵抗したが、ついに壊滅。 主人公のちからによってエムロード社は存続危機の状態になった。 しかしエムロードは最後の力を振り絞り、巨大兵器を投入し、自社復帰をかけた戦いを挑んだが、またもや主人公に阻まれ、エムロードはLCCの傘下へとなってしまった。 その事件を興に、LCCはフライトナーズの力もあいまって、力を身につけ、火星統治への道に近づくことが出来た。 166 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 40 42 ID of5QokYm0 そしてこの事件をきっかけに、主人公に対する企業の評価は計り知れないものとなり、徐々に激しい戦いに巻き込まれる形になっていってしまう。 ディソーダーも頻繁に出現し、火星No1のジオ・マトリクス社も、LCCの動向に危機感を覚えていった。 そして事件は起こった。 地球ジオ・マトリクス社本社で行われていた会議で、火星支社が反発し、分裂してしまう状態になったのだ。 火星支社はもはや暴走状態へと陥り、手に負えない状態に。 地球本社が主人公へ火星支社が言う「切り札」の確認を依頼。受諾する。 しかし作戦領域で見たものは、人工的に作り出した巨大なディソーダーだった。 激しい猛攻を仕掛けるディソーダーに主人公は辛くもなんとか生き残り、これを撃破。 火星支社は失墜。火星の事実上のトップはLCCになった。 167 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 47 30 ID of5QokYm0 LCCが火星を完全に統治。 浮き足なLCCが企画したのは、地球のLCC高官を火星へと迎えいいれること。 そしてその護衛を主人公に任せたいというものだった。 セレモニーとして失礼のないよう促すLCC。 しかし共に護衛に当たっていたフライトナーズが突如、高官が乗る宇宙船を攻撃しだした。 混乱に陥る空港。 主人公は必死に防衛したが、高官ごと、宇宙船は破壊されてしまった。 この事件により、LCCは機能停止。 管理するものがいなくなった火星は、一時的に地球政府が管理を受け持つことになった。 しかしそれとは裏腹に、突如反乱を起こしたフライトナーズは次々と政府関係施設を占拠。 フライトナーズのリーダーであるレオス・クラインが動き出した。 168 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 12 56 45 ID of5QokYm0 クラインは火星支社が隠し持っていたと思われる人口ディソーダーを使い、政府の部隊、そして危険人物である主人公に牙を向いた。 次々と襲われていく政府関連施設。 地球政府はレオス・クラインの排除を最優先とし、必死にクラインの居場所を探した。 そしてついに探したのは、機動エレベーター「ラプチャー」の動力区画部。 クラインはそこにいた。 地球政府はクラインの排除を主人公に依頼。決着をつけようと意気込んだ。 動力区画部に多少損害は出たが、主人公はクラインを撃破。 ・・・しかしそれはクラインではなく、ダミーだった。 そう、これはクラインの陽動作戦だったのだ。 クラインは政府と主人公がダミーに気を取られている間に、バレーナ社が開発した超巨大兵器を奪取。機動した。 火星全土を焦土と化す事ができる巨大兵器。 政府は主人公を含む多数のレイヴンを雇い、クラインの排除を求めた。 169 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 13 04 01 ID of5QokYm0 巨大兵器の火力に次々と墜ちていくレイヴン。 主人公はその火力をかいくぐり、フライトナーズの幹部であるボイルを撃破。 ようやくクラインにたどり着いた。 かつてのアリーナ一位の風格を匂わすレオス・クライン。 「お前の存在は予測の範疇にある」 と理解できない言葉を発し、戦いが始まる。 圧倒的なACの操縦技術に終始苦戦を強いられながらも、主人公はクラインを撃破。 だがまだACは生きていた。 「まだだ。衛星フォボス。そこが再生の地だ」 そういい残して、クラインは再び消えていってしまった。 170 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 13 12 35 ID of5QokYm0 しかし逃げたと思われたクラインだったが、政府宛にクラインがメッセージを送りつけていた。 内容は、火星の衛星についてだった。 火星の衛星であるフォボスは、それ自体が機動兵器であると同時に、ディソーダーの中枢機関であるあることを言った。 そしてクラインは、火星にフォボスを落とそうと計画していると言ったのだ。 信じられない政府だったが、すでにフォボスの機動が変化していることに目をつむることはできなかった。 政府は人類最大の危機に今まで数々の依頼をこなしてきた主人公にこの阻止を依頼。 主人公は最大の依頼であるこれを受諾した。 171 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 13 21 36 ID of5QokYm0 フォボスへとたどり着いたそこには、衛星らしくない内部構造になっていた。 機械で作られた防衛システム、護衛のディソーダーたち。 主人公はそれらを破壊、突破し、最深部へと目指した。 そして現れたのは、巨大なディソーダーのクラインだった。 「われわれは過ちを犯す。そうは思わないか?」 クラインが語りかけた。 「全ては理想のため・・・復活のため!」 「消えろイレギュラー!」 クラインは主人公に攻撃を仕掛けた。 今までにないぐらいの激しい猛攻に、追い詰められる主人公。 しかし自身の腕をフルに使い、ようやく撃破。 172 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 13 31 07 ID of5QokYm0 しかし、まだクラインは生きていた。 外の装甲を剥がし、現れたのは人型のディソーダー。 最後の戦いが始まった。 さきほどとは比べ物にならない速さで、攻撃が当たらない。 主人公は的確に冷静に攻撃を加え、辛くも撃破することに成功した。 しかしフォボスが軌道を大幅に変更。火星に落下するのも時間の問題。 「軌道コントロール装置を・・・破壊しろ」 クラインは苦し紛れな声で主人公にそういった。 主人公は急いで装置を破壊。しかし遅かった。 フォボスは変わらず火星に向かう。ネルは主人公に脱出を促す。 「レイヴン・・・お前はなにを望む・・・」 クラインの最後の言葉が響く。 173 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 13 35 44 ID of5QokYm0 その後、政府はクラインの死を正式に発表し、騒乱の終結を宣言した。 火星国家樹立を目論んだ人物として世間でいわれる中、ネルはクラインの本当の理由がわからなかった。 火星は新たな歴史を再び刻もうとしている。 ネルは最後にこう問いた。 「レイヴン、あなたはこれからどこへ?そして、なにを目指すの?」 174 :アーマード・コア2:2007/12/28(金) 13 36 33 ID of5QokYm0 糸冬 175 :ゲーム好き名無しさん:2007/12/28(金) 13 39 19 ID rTmmUORR0 乙。けど 171の復活ってなんのこと?クライン=ディソーダーだったってことか? 184 :アーマード・コア2掲載サンクス:2007/12/29(土) 04 41 31 ID 1WhoXktG0 175 このシリーズ全てに言える事なんだけど、ストーリーが曖昧なんだよ。 重要な部分を説明せずに散って終了みたいな感じ。 だからいまだにクラインが何をしたかったのか、なぜ最後ディソーダーになってしまったかについてはわかってない。 だけど面白いことに、ユーザーが未解決な部分をネットで小説にしたりすることが多いんだ。 んで現れた諸説ってのが・・・ クライン=初代ACの主人公って設定。 ゲーム内では、初代AC後に戦争が起こってる。 多分初代ACで世界を管理していたネストが主人公に破壊されたのが原因。 んで主人公(クライン)は、新たに統治するものを作り出す(いわばネストを復活させる)ということを望んだと思う。 実際クラインは強化人間手術で実年齢90歳で40歳ぐらいの体力を持ってるから、初代の時代に生きていてもおかしくないんだ。 まぁ公式には発表されてないし、ゲーム中でもまったく語られないから確かなことは言えないけどね・・・。 185 :アーマード・コア2 キャラクター:2007/12/29(土) 04 51 17 ID 1WhoXktG0 ついでに。 【ネル・オールター】 主人公のマネージャー。 【ストラング】 主人公がレイヴン試験したときの監督役でベテランレイヴン。 クラインと関係があったらしく、主人公を倒そうとしたけど死去。 【レオス・クライン】 初代No1のレイヴン。 90歳の爺だけど40歳の体力を強化人間手術で確保。 最後はなぜかディソーダーと一体化(?) 【ボイル&レミル】 フライトナーズの幹部で双子の兄妹。 ボイルは主人公に倒され、レミルはクラインに裏切られた。 【ジオマトリクス社】 地球本社は健在だが、火星支社はほぼ機能停止してしまう。 【エムロード社】 LCCの傘下となり、実質消滅。 【バレーナ社】 巨大兵器奪取されて機能低下。 【LCC】 フライトナーズの反乱で消滅。 【ナーヴスコンコード社】 レイヴン大活躍でお金ガッポガッポ☆
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第十話*②*③ Three years later... 細かい傷跡が残る古い銀製のオイルライターを擦過させ、点った火を紙巻煙草の先端に近づける。単に濃く苦い味ばかりが特徴の紫煙を肺腑へ流し込み、片手に持った電話子機の受話口に耳を当てながらノウラはワーキングチェアに腰を深く預けた。 「頃合いだと思っていたぞ、──シェルブ」 『その言草だと、既にコトは伝わっているらしいな。変らず、其方は業務熱心のようだ』 通信媒体を介しているとはいえ約二年振りに直接言葉を交わす、レイヴンズアーク時代からの古い知己の物言いに、軽くではあるが口許を歪めて見せる。とはいえ、特段互いの再会を懐かしむ間柄でもない為、一度紫煙を肺腑に含んでから吐き出した後、ノウラはそれに相応しい言葉を省略する事にした。 「其れは私達の要諦だ。この後に及んで気を害するモノでもあるまい」 『確かにな。だが、分水嶺には気をつけろよ。児戯の類でないとはいえ、私もお前も11年前に野に下った身だ。御上の庇護は受けられんのだから』 本人こそよく理解しているだろうその蛇足に相違ない忠告を適当に聞き受け、紙巻煙草を挟んだ指で眼鏡の位置を直す。 「知己の言葉、覚えておこう。支配企業とは言え、此方にとって大事な顧客だからな……」 社会的には【ターミナル・スフィア】の名称で通している独立企業体──遺失技術文化社団は創設時期こそ浅いもの、その業務内容と方針により支配企業グループを含む隷下企業とは堅密な利潤関係にある。 今から約11時間前、統一連邦領土付近の武装地帯でミラージュ社の差し向けた非公式戦力が何処ぞの独立系傭兵部隊を襲撃した。その始終を自社が秘匿保有している軍事衛星から、珈琲を片手に啜りながら丸々傍観していたなどという事が当事者達に知れれば、少なくない利益損失を招くのは想像に難くない話だ。 電話を介して話している当事者の一人のみは、例外だが……。 【ターミナル・スフィア】が非公式に一基保有している軍事監視衛星【エストラーダ】は、同組織が発足するより以前──今より11年前、レイヴンズアークに在籍していた当時に、ノウラが個人的に管轄権を引き継いだものである。故あって本人の管轄権から離れていた其れを、現役時代にレイヴンズアーク・アリーナのトップランカーを勤めていた電話相手と数人の有志達と共に、ある作戦の最中に奪取した。 その時の作戦を脳裏に思い出し、ノウラは軽く眼を細めた。レイヴンズアークが行ったそのアンオフィシャル・オペレーションを境に、古い知己──シェルブ・ハートネットはアリーナトップの称号とレイヴンズアークの社籍を返上し、組織から去った。 ──私は一線を退き、組織の暗部に留まった。 「……さて、和気藹藹と談笑に洒落込む間柄でもない。そろそろ、話を訊こうか……。こちらも気になる事柄が幾つかある」 『このホットライン、枝付きという事はないだろうな?』 その慎重な言葉にノウラは紫煙を強く吐き出し、はは、と短く笑った。豪胆の権化であったあの男が、そんな事を気にするようになったものだと、胸中で軽く驚嘆した。 「秘匿業務もウチの売りだ。統一政府の特別公安調査室にだって手は出させんさ」 半端に短くなった煙草を一気に吸い切って灰皿に押し付け、新しい紙巻煙草をデスク脇の専用ケースから一本抜き出す。ワーキングチェアから腰を上げ、執務室内の重層幹線道路に面した硝子貼りに歩み寄り、愛用オイルライターで紙巻煙草の先端に紅点を点す。 閉鎖型機械化都市【エデンⅣ】は商業区画の上空に、大規模なホログラム処理によって出力された未明の曇天が東の方角から、天外付随の日照設備の準備稼働によって俄かに明るくなりつつあった。幹線道路を早朝出勤の企業関係者を乗せた自動車が疎らに走り、周囲に密集して林立する摩天楼の群にも同様に灯が浮かび始めている。 『先日、ミラージュ社が実行した旧ナルバエス地方での古代遺跡制圧を知っているか?』 「……ああ」 ノウラはそれとなく言葉を濁し、その作戦に自らも半ば関与していた事実を伏せ置いた。知己のシェルブならば都合よく解釈してくれるだろうと、分かっていたからである。 先日、と言っても直接作戦にAC戦力を派遣したサンドゲイルにとっては、まだ消化不良の作戦であるだろう。旧ナルバエス地方で行われたその古代遺跡制圧作戦には、【ターミナル・スフィア】もミラージュ社からの直接の依頼で、二機のAC戦力を派遣していた。尤も、第一種制圧戦闘が依頼内容だった大多数のレイヴンとは異なる依頼に基づいて、だったが。 ──旧ナルバエス地方・施設識別コード:アスセナの施設調査及び不測事態における支援戦闘。 【ターミナル・スフィア】がミラージュ社から依頼された内容は第一種制圧戦闘ではなく、ミラージュ社が施設識別コード:アスセナと呼称する古代遺跡の内部調査であった。依頼内容(どこからそんな情報を仕入れてきたのかその詳細については訊かず──訊く気もなかったが)は、アスセナの最深度施設に保存されているとされる旧世代の重要凍結資材の確保とそれに伴う支援戦闘、及び公式作戦終了後の解析業務依頼の三本仕立てとなっていた。支援戦闘とはオマケのようなもので、実際の依頼は【ターミナル・スフィア】の主業務に則った非公式の依頼のみであった。 加えて第一種制圧戦闘についてはこの手の作戦に付き物のものという事で、フリーランスの同業者が一機、愉快な保険を兼ねた口封じ役として投入されたらしい。作戦の経過報告と事後処理から推測するに、そちらの依頼は作戦前か途中半ばで頓挫したようだが。依頼が達成できなかったという点については、戦力を派遣した此方も変わらなかったので、ノウラは胸中で密かに嘆息した。 元トップランカーが統率しているせいで密かに粛清対象となっていたサンドゲイルの事情については、その本人には黙っておくことにした。独立勢力となった時点で自らの経歴と含め、そのようなリスクを背負った上に、シェルブは独立系傭兵部隊を率いている。蛇足を言った所で何ら変わりはしないだろう。 【ターミナル・スフィア】としても結果的に緊急で舞い込んだ依頼に手間を取られ、アスセナ制圧作戦には関与できなかった。作戦終了後、ミラージュ社から送信されてきた事後報告には、施設識別コード:アスセナの最深度施設では、重要凍結資材に相当するものは発見されなかった──と、記載されていた。 本来なら【ターミナル・スフィア】への依頼はそれで終わりのはずだった。 それを能天気な面を下げて額面通りに信用してやれば、の話だが。 「有機体戦略支援機構──十一年前、お前は確かそう呼んでいたな」 『古い話だな。忘れているものとばかり思っていたが……。それがどうかしたか?』 燃え差しの紙巻煙草を口許で転がしながら、シェルブが今しがた口にした言葉を胸中で反芻する。返答に関しては、ただの振りに過ぎない。ノウラのその意図を何となく察知したらしく、電話向こうのシェルブは軽くため息をつき、 「始終を追跡したのなら、もう知っているのかもしれんが……。──"ソレ"の事だ」 ノウラは相手に気取られないよう、紙巻煙草を咥えた口許を大きく歪めて笑んだ。 「成程……、其方の置かれている事情は把握した。シェルブ、小僧にはよくよく言って聞かさんとな?」 『其れが出来るなら、こうはなっとらん。変らず厭な女じゃないか、ノウラ』 先日のアスセナ制圧作戦に置いてサンドゲイルが派遣したAC戦力──シェルブが手塩にかけて育て上げつつある新鋭の若年レイヴン。その少年が作戦行動を破棄し、途中で戦域離脱した事は既に本事務所の方で【エストラーダ】を扱い独自に把握していた。そのおかげで、ミラージュ社がサンドゲイルを強襲する場面に出くわすことができた訳だが。……とどのつまりは、そういう訳である。 ミラージュ社も施設識別コード:アスセナの周囲一帯に軍事衛星による広域警戒網を張り巡らせ、その最中でサンドゲイルが派遣したAC戦力の戦線離脱を捕捉したのだろう。前後状況と照会した結果、その戦力がアスセナ最深度施設で隔離保存されていた重要凍結資材を持ち去ったと推測、ミラージュ社は急遽非公式戦力をサンドゲイルの繋留するコロニーへ送り込んだ……。 旧グレイヴメイカーの一派が非公式戦力として派遣されていたあたり、別の要因がサンドゲイルにはあったようだが、それについては今思案すべき事案でもない。 支配企業の求める重要凍結資材に関してはそれが何なのか、そんなモノはノウラにとっては改めて調査するに及ばないモノであった。 兵器災害発生後、支配企業群が共同出資を行って運営していた、かの財団創設に関与していたノウラにとって、それは驚くべき種の話ではない。 「把握はしたが、それでどうする? 知己のよしみで気遣い程度はするがその先からはシェルブ、お前の判断次第だ……」 『ここから先は応交渉、独立勢力同士の商売という訳か』 「そう捉えてもらえると、コトが運びやすい。小僧には納得がいかんかもしれんが」 『……マイは俺が宥めよう。部隊解体の憂き目なんぞには変えられんからな』 アークを去った後間もなくして、シェルブがサンドゲイルを発足させた頃を薄く思い出す。マイという名前には聞き覚えがあった。確か、シェルブがその頃に孤児院から引き取った少年の名前だ。 「支配企業の一翼に啖呵を切ったんだ、穏やかな交渉の余地はないと思った方がいいだろう。──こちらに引き渡すか?」 『……それで安全の確度は?』 「此方が引き取った所で、せいぜいがとこ半々という所か。穏便に事を済ませるのなら、もう一つ手管が必要になってくる」 そう提言した時、電話の向こう側からシェルブの緊張を孕んだ無言の気配が流れ込んできた。商売相手──サンドゲイルにとってその進退がかかった交渉である。 「──是非に一度、調べてみたいモノだ」 『それだけか……?』 「焦るな。サンドゲイルの提供資材から得られた解析情報については、我社の業務方針に則り、それらが有価情報であると判断できた場合にのみ、相応の顧客へ売買する……」 【ターミナル・スフィア】は旧世代に関する史実や技術に関する情報収集・分析、加えて合法非合法を問わない依頼に基づく遺跡発掘、それらの長期保護などを主業務としている。創設経緯の特異性から、支配企業を含む隷下の系列組織などとは多く提携関係にあり、それはミラージュ社も例外ではない。 「色を付けた売却情報を判断材料に、此方から口利をして独立系傭兵部隊・サンドゲイルへの武力行使を無期限停止……こんな所でどうだ?」 『ふうむ……。少しばかり大きい貸しになりそうだが、仕方はあるまい……』 「いずれ何処かで返してもらう事とするさ」 本筋を辿れば、施設識別コード:アスセナの最深度施設で保管されていた重要凍結資材はミラージュ社の遺跡調査部隊によって発見、確保される予定だった。それが不測の事態によって回り巡りながら、結果的に【ターミナル・スフィア】の手に渡る。ミラージュ社にとっては保有権を放棄したうえに後塵を拝した形となる訳であり、サンドゲイルと【ターミナル・スフィア】の間に何らかの協定が繕われたと考えるのはおそらく当然の成り行きだろう。つまり、【ターミナル・スフィア】に対する顧客の点数も、ひとつ下がることになる。 まあ、それについてはサンドゲイルに追々貸しを返してもらう事にすれば済む話だとノウラは結論付けた。 (企業共も今すぐにでもという真似はすまい……) ──今回の件を含め、有機体戦略支援機構の確認は"四例目"。支配企業群にその所在が割れているのは、サンドゲイルの保有する一体のみ。【ターミナル・スフィア】にそれが渡ったと知れば、ミラージュ社を始めとする支配企業共がこぞってコンタクトを取りに来るだろう。 だが、単純な利潤関係と今後を考えるのなら、支配企業も喜び勇んで実力部隊を送り込むような愚行は犯さないはずである。有機体戦略支援機構の資材価値は、支配企業が考えているものと同様に【ターミナル・スフィア】にとっても業務遂行の要諦である。 『破壊された繋留コロニーの防衛ラインの復興支援をしなきゃならん。それに人目に付くような真似は避けたい。最低限の人員でエデンⅣまで送り届けるが、どうだ?』 「良いプランだと言いたい所だが、此方でも先日都市内部で問題があってな。ウチから人を送ろう。迅速且つ大胆に──引き渡しは20時間後、合流地点その他の詳細は追って送信する」 『いいだろう。最近奴さんの方じゃきな臭い噂をよく聞く。世の中もこんな情勢だ、何かが起き始めているのかもしれんな。11年前のように……』 過去を懐かしむようなシェルブのその言葉にノウラは一瞬だけ目を細め、咥えていた紙巻煙草を指にはさみ込んだ。肺腑に貯めこんだ紫煙を吐き出し、 「留意しろよ、シェルブ。お前達が思っている以上に、過去は私達を先回る……」 『ああ。ではまたな……』 短い別れの言葉を最後に、秘匿回線での古い知己との商談はあっさりと終わった。 スラックスのポケットから携帯灰皿を取り出して、短くなった吸殻を押し付ける。ソフトパックを縦に揺すって新しい紙巻煙草を抜き出す傍ら、ふと硝子貼りに映り込んだ自身の姿をノウラは見つめた。 「その通りだ、シェルブ。たったの五年で、この薄汚れた地上世界は大きく変容しつつある。……尤も、淘汰されてきた歴史から見れば、取るに足らん事物なのかもしれんがな……」 巨視的に見れば、前時代の【大戦】が終結して一世紀──そこから形式上統一政府を頂点に始まった人類再興より、何かしらの歪みは生まれ始めていたのかもしれない。半世紀近くを過ごした自身などは、その歪んだ波の一括りにすぎないのだ。 手首に嵌めていたゴムを手に取り、肩辺りまで伸びた墨色の髪を襟足から結え上げる。 生まれてから四十八年。兵器災害が人類を蹂躙してから、たったの五年だ── 硝子貼りに映り込む自身の双眸を強く捉える。切れ長の赤銅色の双眸は、鋭く研いできたノウラの意思を反映している。亡き父の跡を継ぐ考古学者として、またかつて一線の傭兵として戦場に在った者として、壮年期も暮れに入ろうとしているその肢体は、未だ衰えを見せぬ非常な頑健さを湛えている。 「囚われては逃れられん。ならば、その闇から闇へと渡っていくしかない、か……」 新たな技術概念の確立と共に現代に蘇ろうとしている、旧世代の人類から計画凍結を経て紡がれてきた次世代兵器開発要綱──【ARMORED CORE NEXT】。 兵器災害以降、かつて特別顧問として在籍していた旧世代技術解析財団【ジシス財団】が組織的解体を経てから、ネクスト開発計画は各支配企業へ分散した。支配企業達が血眼になって捜し求めている有機体戦略支援機構も──所謂生体CPUも、既に制御技術の根幹として深く関与している。 たったの五年だ。たったの五年で現代の人類は、旧世代が成し得なかった一つの兵器の極点に達しようとしている……。 (そろそろ時間か……) ノウラは窓硝子に映り込んだ自分の姿から視線を反らし、事務所内のオペレーターに当てて電話子機の内通ボタンを押し込んだ。接続中を知らせる軽い電子音楽のリズムが受話口から流れ、しばらくして不意に回線が開く。 「──聞いていたな、メイヴィス?」 『ええ、滞りなく。人員選定及び、ミラージュ社への書類作成は既に完了しました。派遣人員については指示に合わせて、随時動発可能です』 「重畳だ」 その言葉に対してメイヴィスは、過分な言葉です、と控目な言葉を返す。【ターミナル・スフィア】の通信技術部統括であり同時に独りの専属通信技官でもある彼女は、ノウラとは兵器災害以前から続く知己である。社団創設期にもノウラと共に常に動き、ノウラの知る限りでは、相当に優秀な通信技官の一人であった。 「作戦推移については?」 『【バラハ01】【バラハ02】【バラハ03】は、【エリアFr-06】にて第一種準備待機態勢を完結。準未確定勢力への通信傍受は0550時よりこれを継続、0630時より作戦態勢を第一種準備待機態勢から第三種戦闘態勢へ移行します』 「順調だな。現場は状況を維持。未確定勢力に変動ありの場合、現場判断により速やかにこれを排除しろ」 『了解。間もなく中継が始まりますが、あの子に──【レジェス57】に何か言われますか?』 銀製のオイルライターを片手で器用に擦過させ、種火を新しく咥えた紙巻煙草の先端に移す。 「……いや。あの娘には全て伝えてある。此処に及んで、私のような老兵が教える事は何もない。後は……、あの娘が自分で駆け上がるだけだ」 『相変わらずですね、ノウラ。──現場に現状維持を伝達、状況を更新します』 そこでメイヴィスとの通信が終了するかと思っていたが、回線の向こう側で何やら彼女がコンソールを操作する音が聞こえてきた。 『グローバル・コーテックス社の専用回線から通信です。発信主は──、前社所属レイヴン【スワロー】です』 「……スワローだと? ふん、珍しい顔が来たものだな」 ノウラは紙巻煙草を転がしながら口許を小さく釣り上げ、デスクに戻って備えつけのワーキングチェアに腰を下した。電話子機を台座に下ろし、外声音スイッチを押しこむ。 『回線番号:Ex-99821-Ad01に接続、ホログラム通信で出迎える。奴さんの事だ。下手を打つような真似はしないだろうが、一応記録しておいてくれ』 『了解しました。回線を接続します』 その言葉の直後、天井に敷設された出力装置から疑似映像が放射され、ノウラの座るワーキングチェアとデスクを残して執務室内は恣意的に作出されたデジタル空間の闇に呑まれた。 『回線接続完了。映像、出力します……』 突如闇に呑まれた室内、デスクから若干離れた場所に砂嵐のようなノイズが走り、発信主の佇まいが天井の出力装置から立体映像として構築されていく。軽い電子音が出力完了を知らせる。 『──久しぶりだね、ゼノビア?』 「開口一番にそう呼ぶとは、軽口は変わっとらんな」 情報映像として出力された"二十代の青年姿"の発信主は、ホワイトスーツに身を包み片手に嗜好品としては上物らしき葉巻を挟んでいた。しかし、反対側の左腕は包帯で首元から吊下げられ、適度に切り揃えられた濃紺色の前髪の間からのぞく額には、それでも随分と治癒したのだろう青あざが浮かんでいる。 まあ、形容するには一言で十分であり、つまり、レイヴンとしては珍しくない光景であるが、何とも痛ましい姿であった。 「中々様になってるじゃあないか、ええ?」 『変わらずキツイお言葉、嬉しいねえ。これでも大分マシになった方なんだ、明日には完治してるだろうさ』 「強化施術体の身体というのはつくづく便利なものだな。全身粉砕骨折を免れた上に、数日足らずで重傷を完治しきるか……」 『……やっぱり、あの戦域で二機のクレスト社陸軍所属ACを相手にしていたのは、君達だったのか』 演技じみた挙動で青年姿のスワローは、軽く肩をすくめて見せる。 今しがたスワローが指摘した通り、ノウラはつい先日にあったミラージュ社からの一連の依頼──外部依頼番号:061-3428──の際、近隣戦域においてグローバル・コーテックス社とクレスト社勢力が交戦していた事実について、【エストラーダ】の管理体制の一貫として既に作戦後の事後処理の段階で知り得ていた。 尤も、ミラージュ社からの緊急依頼がなければ、その光景を目にすることもなかっただろうが…… 「それで、七年振りのコンタクトの理由を訊こうか?」 『はあ、仕事熱心な所も変わらないね。ある意味で感嘆ものだよ……まあ、此方としても手間が省けて、有り難いけどさ……』 葉巻の濃い紫煙を周囲一帯に燻らせ、充分な時間の空きを取ってから言葉を紡いだ。 『他でもない。──【NEXT】についてだ。君なら、驚くほどのものでもないだろ。最初期の試験機開発要綱に携わっていた君なら……』 「何を知りたいのか知らんが、昨日の今日でソレを我々の方へ求めるか普通?」 『君が三十年来の、少ない知己だからだよ。それじゃあダメかい』 「つくづく男と言うのは、古い話を持ち出したがるのか? 呆れたものだ……」 スワローとの腐れ縁のような付き合いは、確かに長い。一線のレイヴンとしてノウラが戦場に在り始めたその頃から、スワローや彼の言う当時の少ない知己──シェルブ・ハートネットは既に共にいた。 結果的に、ノウラとシェルブはレイヴンズアークに、スワローは異なる大手企業へ渡っていったが。 ノウラはデスク内蔵のコンソールを叩き、投射型ディスプレイを起動させる。淡い灰青色の光源を放つ多分割ディスプレイが次々と浮かび上がり、ノウラの顔を青白く染める。 「有価情報なら商談に基づいて応提供しよう。だが、顧客情報については当然だが、売買できん」 『君の判断に任せる、僕はそれに従おう。──最近、裏の世論を騒がせてる【赤いAC】についてだ』 何を言い出すのかと思えば、スワローのその言葉はノウラが大よそ予測していたものとはかけ離れていたものだった。事実としてスワローは、口許に20代の好青年という風貌には不相応過ぎる奇怪な笑みを浮かべている。 『近頃、南方ミラージュ社領アンディオン地域を中心に、周辺の武装地帯で幾度か目撃されている。当該地帯は旧兵器遺跡の発見が相次ぎ、ミラージュ社軍事勢力による武力進行が著しい。近隣には統一連邦の軍事境界線が敷かれているが、当の本人らは静観を決め込んでいる模様だ。──【赤いAC】とされるシルエットは、その現場に積極的に武力介入を繰り返しているらしい。この事実関係に関する君の見解と、考古学者としての意見を是非とも聞かせてほしい?』 立体映像のスワローが向けている鋭い視線を受けながら、視界の隅でコンソールを操作し、【赤いAC】に関係するといわれる情報をディスプレイにいくつかピックアップしていく。 ──赤いAC。 いわくつきの所属不明機として世論では度々扱われているが、ノウラやスワローをはじめとするその手の業界に深く関わってきたものとしては、皮肉な言い方をすれば馴染みの深いものである。 「ナインボールか……。あんな怪奇話に興味を示すとは、コーテックスもよくよく暇を持て余しているようだな?」 『今回は至極個人的なモノだが、コーテックスにとっても近頃の事実関係は静観というものを超過している』 「個人的、ね……」 『其処を疑わないでほしいよ。僕や君にとってアレが、他人事でないのは過去が最もよく示している。コーテックスがのんびりとしているだけかもしれないが、何れ支配企業から正規の調査依頼が来てもおかしくないんじゃないのか? ナインボールに関与していた君相手に……』 首から吊るした右腕に持った葉巻をノウラの方へ差し向け、スワローは神妙な表情をつくってみせる。 スワローの察しは当たらずしも遠からずであった。 ノウラはかつて、兵器災害後の財団招聘時代に例の赤いACとやらに関与していた経歴がある。正確に言及すれば、財団が支配企群同士の内紛によって組織的解体に追い込まれた後に、再度。 「一学者である私が、容易に言及すべき物ではないな。だが……」 紙巻煙草を灰皿に押し付け、新しいものを咥えなおす。 「損得を抜きに"奴"を殺したい奴は、大勢いる。……お前を含めてな。どうだ?」 「……その返答次第かい?」 『私とてレイヴンだ。愚物が死地に自ら飛び込んで、敵味方の区別なく命を散らすのは何度も見てきた。昔のお前はどうだったか知らんが、今回は慎重に事を運ぶべきだ。奴を殺したいというのなら、尚更だろう』 ノウラのその言葉を聞き受け、スワローは普段の飄々とした態度をその身体の奥底に仕舞い込んだ。代わって彼の顔には、凄惨とも言える、いわば最古参のレイヴンのみが持つ鋭いまなざしが宿っている。 彼は慎重に言葉を選ぶように口を何度か動かし、それから、 『──ああ。僕も奴を殺したい。同業者として、一人のレイヴンとして。けれど、今の僕には昔以上の立場がある。奴を……ハスラーワンを殺したいのと、それとはまた別の話だ』 ──二十年前から青年の姿を維持する彼はその風貌とは裏腹に、研ぎ澄まされた老獪をのぞかせる言動をよこした。青年には表向きに与えられたレイヴンの地位以上に、グローバル・コーテックスから必要とされている才能がある。 ノウラは一時も彼の双眸から視線をずらさず、しばらくしてからコンソールを操作した。例の赤いACに関連した最も新しい情報を引き出す。 「──最近で確認されたのは、一週間前のミラージュ社領対統一連邦軍事境界線付近、ケレト大断崖の地下核部だ。ケレト地域は旧世代技術の発掘調査が一時は隆盛した場所でな。現在でも時折、凍結資材が発見される事がある。……一週間前も丁度そんな時期だった」 『そこへ、例の赤いACが?』 「今週行われた機構調整会議では、ミラージュ社はその事実関係を否定しているがな。だがウチの得た情報によると、ミラージュ社はその一連の武力衝突が行われた前後に、ケレト大断崖の地下核部資源地層で凍結資材を発見、確保している。……何だと思う?」 コンソールをたたん、と軽く叩き、その関連情報群をディスプレイに出力する。スワローと視線を交えつつ、ノウラの視界の隅に映っているのは、青白い肌を宿した一人の少女と思しきコールドスリープ設備に収められた凍結個体。ノウラは口許を歪めてみせ、スワローに自身の意図が伝わるよう表現する。 『──まさか、発見されたというのか』 ノウラは小さく首肯した。 『そうか……。赤いACの目的は、ソレだったと?』 「憶測の域を出んがな。これに踏まえいくつかの複合要素を吟味した所、現場に現れた"赤いAC"とやらは、オリジナルである可能性が濃厚だ……」 オリジナル──自らそう表現してみて、ノウラは改めて口許に自嘲のような笑みが浮かぶのを自覚した。 「その詳細については?」 『経営法規に則り、そこに関しては言及できん。悪いがな?』 そこばかりは仕方あるまいか、と彼は諦めの表情を作る。 経営法規に触れているかどうかは不鮮明だが、前後状況から考察したノウラ個人の推察では、ミラージュ社が先日、独立系傭兵部隊【サンドゲイル】に対して行った武力行使との関連性が疑われていた。ミラージュ社が先週に続いて凍結資材の確保を急務としていたのならその動機については不明だが、例の赤いACがケレトを強襲した動機としては筋道が立つ。そして、直前の客分とのやりとりより発する自社利益のためには、スワローに対してそれらを話すことは、現段階では経営法規に関わるのだ。 「巷の【赤いAC】に関して、今の私から言える事は以上だ」 『成程……』 互いに暫く無言を通し、それぞれ愛用の煙草に意識を傾ける。緊張感が張り詰めている訳でもない、ただただ静かに双方の意図を確かめあうような温い空気が仮想空間を満たす。 やがてノウラは短くなった紙巻煙草を指に挟み込み、 「──死を求めているように見えるのは、杞憂を抱いた老兵のソレか?」 片眉をつり上げ、スワローは心外だとでもいうような表情をつくってみせる。 『珍しいもんだね。君みたいな人間が、そんな事を言うなんて……』 ノウラは続ける。 「老いを過去に置き忘れて来た者の境地に、ちょっとした興味があるだけだ。貴様が心外だというのなら、それで構わん」 『まあ……。本来なら僕のような人間は、今のような表の地位でぶらぶらしているべきじゃないというのは、確かだろうね。でも、さっきの自分の言葉を正当化する訳じゃないけど、僕には僕の成すべき夢想がある。それを成さずして、表舞台から去る訳にはいかないんだ』 「それが、ナインボールか……?」 『それは、どうだろうね……』 例の年不相応な、含みを持たせた笑みを青年は浮かべる。 「兵器災害以降、この業界も随分と慌ただしい。新しい潮流が、そこまで来ているのかもしれん」 『ウチも最近、色々と新人の育成に力を入れてるみたいだしね。コーテックス・アリーナも押しつ押されつの状況さ』 「そういえば、Aランクにはまだ若手のレイヴンが二人も名を連ねているな。ソリテュードとやらも、確かその類だったはずだが……」 何か思いついたように、スワローはぱっと表情を上げた。表の地位の上での話だが、グローバル・コーテックスに在籍し、かつノウラが活動拠点としているこのエデン4に同じく居を構えているのが、コーテックス・アリーナでAランクという地位に君臨するレイヴン「ソリテュード」である。 『彼か。彼は若年だが、レイヴンとしては古参の域に入っているね』 そのスワローの言葉から、ノウラが隠した意図に彼が気づいている様子は見受けられなかった。 (奴さん、どうやら上手く隠しているようだな……) 『彼は本物の天才だよ』 興味の範疇から派生した記憶と照らし合わせ、ノウラはコンソールを操作してさらにソリテュードに関連した情報をピックアップする。彼のレイヴンとしての輝かしい戦歴から、パートナーの存在やコーテックス社内でのポスト、私生活に至るまでを。その中に、『ALICE』と銘打たれた西洋人形にでもありそうな整った造形をした少女の姿を見つけ、再度それとなくスワローの双眸を注視する。 「データベースによると、その男は兵器災害発生時に、旧兵器遺跡のひとつを沈黙させているようだな」 『兵士としての、僕にはない才覚を常に示し続けている』 「かもしれん。だが、死線の一つや二つを越えた程度で一流の先へ行けるかどうかは、また別の話だ。レイヴンが戦場で生き残るには、一流の先へ行くか、別の道を歩まねばならない。──私やお前、それにハスラーワンがそうであったように、な?」 それぞれの道を生きた。それが異なれど、そういった者達が迎える末路は、同じく歩んでいく線路のようなものなのかもしれない。 ノウラは腕時計に視線を落とし込んだ。アナログ時計の時刻は午前の0650時を指している。デスク脇に置いていたリモコンを手に取り、電源をONにする。正面に立つスワローの後方、恣意的に空間情景を削除されていたデジタル空間に、投射型TVの画面が出力された。チャンネルは事前に合わせていた通り、エデン4の統一政府運営下にある国営ニュース番組の始まりを告げていた。 「丁度頃合いだ。観ていくか?」 スワローの首肯に合わせて天井の出力装置が指向性を持って回転し、投射型TVの方向へ向く。 『お早うございます。GIN、午前7時、朝のニュースです』 テレビ向けに受けのいい顔立ちの整ったキャスターが原稿通りの挨拶を述べ、早速早朝のニュースがクローズアップされる。 『レイヴンズアーク社主催のアーク・アリーナにおいて0600時からトップクラス・マッチが開始され、新1stランカーが誕生しました。アーク・アリーナの最高峰、エクストリーム・アリーナにおける最高の地位を獲得したのは、同社所属の新鋭レイヴン・ロジオン──』 時を同じくしてレイヴンズアークで開催されていたアリーナの結果情報が速報で放送される様子をしばらく無言で見送る。2、3分ほど経ってようやく、キャスターの女性が次のトピックに目を向ける。原稿にちら、と視線を落として台詞を整える。 『続いてはエデンⅣ、グローバル・コーテックス社主催のアリーナ情報です。中央興行区コーテックス・アリーナで間もなく、0700時からアリーナ本戦出場予備大会、決勝が開始されます』 キャスターのその報道にスワローが目を瞠った。 『どういうことだい。国営とは言え、たかが予備大会の決勝がニュースに?』 ニュース番組を視界にとらえつつ、鳴り響いた内線通話の受話器を取る。 メイヴィスの落ち着いた声が届いた。 『作戦起動三分前です。現場、所定を完結。【エリアFr-06】にて、第三種戦闘態勢から第二種戦闘態勢へ移行します』 「わかった。予定通り、状況を開始しろ」 『了解しました』 内通電話を切り、スワローの問いに答える。 「新しい潮流という奴だよ。時間はあるんだろう? 観てみようじゃないか、その渦中を」 ノウラはニュース画面に映し出された二機のAC機体を、紙巻煙草を挟み込んだ指で指差した。 →Next… ③ コメントフォーム 名前 コメント
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iTunes再インストール 1.アップデートで済まないか? 2.削除時に発生しうるトラブル :選択した機能は現在使用できないネットワークリソース... : :Bonjourが削除不可 :>インストールを実行するには、次のアプリケーションを終了する必要がります。 :>Window Internet Explorer :>[Cancel],[Retry],[Ignore] :削除・アンインストールボタンがない :>「変更」を選択して削除 :Bonjourの停止方法 3.削除後の再起動でのトラブル Apple Sync Notifier.exe – エントリ ポイントがみつかりません プロシージャ エントリ ポイント sqlite3_wal_checkpoint がダイナミック リンク ライブラリ SQLite3.dll から見つかりませんでした。 MobileMeコントロールパネルを削除 Xo MobileMe:「CoreFoundation.dll が見つかりませんでした。」または「Apple Application Support が見つかりません」という警告 iTunesの再インストールが完了で解消 TS2211 4.再インストール時のエラー ダンロードが開始されない http //support.apple.com/kb/TS3212?viewlocale=ja_JP http //support.apple.com/kb/HT1875?viewlocale=ja_JP :セキュリティーソフトが邪魔をしている可能性 :他のブラウザでどうか 5.再インストール後のエラー :○○ビット版のiTunesインストーラをダウンロードしてインストールしてください http //support.apple.com/kb/TS2308?viewlocale=ja_JP http //support.apple.com/kb/TS1406?viewlocale=ja_JP 6.その他 http //support.apple.com/kb/HT1926?viewlocale=ja_JP 64bit版WindowsXPはiTunesの動作はサポートされていません。
https://w.atwiki.jp/fallout_jp/pages/618.html
# (153) Spacial in Rubble of Buried Vault. Core is buried. {100}{}{The rest of the vault in this direction had delicate equipment that has probably been ruined and destroyed. There is a very low chance of anything remaining of value.} {100}{}{ こ の 奥 に あ っ た デ リ ケ ー ト な 機 器 は お そ ら く 完 全 に 壊 れ て し ま っ て い る だ ろ う 。 価 値 の あ る 物 が 残 っ て い る 確 率 は 非 常 に 低 い}
https://w.atwiki.jp/june1st/pages/15.html
C++BuilderでOpenCVを使う ①DLL C \Program Files\OpenCV\bin にパスを通すか中のDLLを拾ってくる。 ②LIB C \Program Files\OpenCV\lib の中のLIBが必要だけどC++Builderではそのままでは使えないので coff2omf で変換する。いっぱいあってメンドイのでc2o.batを作る。↓ FOR /F %%I IN ( dir /b ) DO coff2omf %%I omf\%%I 同じディレクトリにomfフォルダを作ってc2o.batを実行。 ③C++Builderの設定 プロジェクト→オプション→ディレクトリ/条件 Include Path C \Program Files\OpenCV\cxcore\include\ C \Program Files\OpenCV\cv\include\ C \Program Files\OpenCV\otherlibs\highgui\ LibraryPath C \Program Files\OpenCV\lib\omf\ を追加 ④ソース プリプロセッサに #include "cxcore.h" #include "cv.h" #include "highgui.h" #pragma comment(lib,"cv.lib") #pragma comment(lib,"cxcore.lib") #pragma comment(lib,"highgui.lib") を追加 これでOpenCVが使えるようになる・・・はず
https://w.atwiki.jp/slice/pages/46.html
Qt5で作成したプログラムの配布時 LinuxからMinGWでクロスコンパイルした時にハマッたのでメモ。 問題発覚の流れとしては コンパイルしたバイナリをまずwineでテスト - OK windowsでテスト - NG windowsでQt5をビルド後、先ほどのバイナリをテスト - OK 暫く別の作業した後でまた実行 - NG え? こんな感じ。 原因を先に述べるとwindowsでビルドしたQtのオプションが気に入らなかったので一旦消した為に DLL依存を調べるツール Dependancy Walker でも表示されない依存ファイルを読み込めずエラーになっていた。 Qtのアプリケーションをビルドして配布する時はライセンスからいって通常、ダイナミックリンクを選択する事になるが windowsにおいてこの時添付するDLLがQt4ではQtCore4.dllやQtGui4.dll(などの用途に応じた物)、 Qt5でも同じようにQt5Core.dllやQt5Gui.dllなのであるがQt5ではもう一つ必要なファイルがある。 それは (qtsdk)/plugins/platforms/qwindows.dll だ。 後から見つけたのだが、同じようなスレッド立ててる人がやっぱり居た。 http //qt-project.org/forums/viewthread/23367 配布するバイナリと同じ場所に platforms フォルダを作ってその中にqwindows.dllを放り込んだら無事動いた。 スクリプトで記述する範囲 結構前からゲーム内スクリプト言語としてLuaを使用しているが当初からの疑問である 「どの程度までスクリプトで動かすべきか」がようやく掴めてきたのでメモ。 Luaはメタテーブルという機構があるのでこれを駆使すればクラスの様な振る舞いをさせる事ができるし C++から関数を登録していけば幾らでも機能を追加できるので 放っておけば柔軟性の名の元に、スクリプトでゲームの大部分を全体を記述する事態・・と言えば聞こえは良いが 実際はデバッグし難いわ変数名を間違えているのが実行時に露呈したりであまり嬉しくない。遅いし。 ここまでが前置き。 色々試行錯誤した結果、ゲーム末端の部分だけでいいかと。 例えば場に敵を出したい場合 local hModel = ModelManager load("model") -- モデルのロード local hChara = Enemy.new(hModel, ...etc) -- 敵キャラ作成 CollisionManager addObj(hChara) -- コリジョン登録 scene addObj(hChara) -- シーンへの登録 とかやるんではなくて (現バージョンがそうなんだが) FPSならそれ用のコリジョンや描画やアップデートの仕組みをC++のクラスで作ってから FPSManager spawn("enemy.def", ...etc) -- 敵キャラを配置 とやった方が簡便だし、速い。 FPSManagerではFPS、それも屋内なら屋内特化のFPSしか作れないだろうが もしShoot em upを作りたくなればSTGManagerでも用意すればいい話。 詰まるところ、スクリプトで記述するのは「そのゲーム固有」の部分という事に。 ステージ演出(エフェクト係数、敵の数や配置など)なんかはその典型かなと。 やらかしたメモ プログラムする上でハマッた事の箇条書き Lua setmetatable()でメタテーブルをセットできるのはテーブルのみ 他はCから設定しなければならない Lua 独立してメタテーブルを持てるのはテーブルとユーザーデータ(非ライト)のみ 他は型毎に共有される.数値別にメタテーブルで凝った事などは出来ない Lua メタテーブルの__gcフィールドが有効なのはユーザーデータ(非ライト)のみ テーブルに__gcとかつけて凝った事など(略 Lua 数値型が浮動小数点数(デフォルトはdouble)の場合,C側でlua_tointeger()しても切り捨てではない 環境/実装依存.x86のVC++だと一端FPUに格納してハード側でINT変換してるけどこの時の丸めモードによって動作が異なる. 常に切り捨てにしたければ一端doubleで受けて改めてINTにするかluaのソース改変必須. Lua テーブルのインデックスに数値を使う場合,下1桁までぴったり同じにしないと配列として扱われない ある計算でインデックスを算出してテーブルから参照しようとすると意外にはまる. 危なそうな場面ではくどくてもmath.floor()を使った方がいい. 2.00002とかでもアウト. XAudio IXAudio2SourceVoice Stop()は非同期 関数から処理が返ってきたので停止済みと思い込んでバッファを編集したりすると・・ OAuth ブラウザのアドレス欄なんかで見るURLエンコーディングと,OAuthのそれ(パーセンテージエンコーディング)は別物 一見すると似ているが罠.サーバは署名違ってるよとしかエラー返してくれないから余計混乱. Direct3D DirectX Control Panelで「Use Retail Version~」を選択していても Debugging欄の設定は無効にならない. 少なくともMaximumValidationにチェックが入っているとAPIの呼び出し負荷が倍以上かかる. 開発とは別にゲームで遊ぶ時とか注意. Direct3D D3DEffectクラスで現在アクティブでないTechniqueのパラメタをセットしても無視される(?) あとで使うTechのパラメタを先に指定しておけば内部にキャッシュされ,然るべき時に自動で適用されるかと思ったが,どうもそうでない様子 Direct3D 動的なVertex/Index Buffer(D3DUSAGE_DYNAMIC)を,確保直後にオフセット0の位置からD3DLOCK_NOOVERWRITEでロックするとちゃんとデータを書き込めない(?) 原因究明に2時間程費やした.解せぬ・・・ デバッグランタイムを使っても警告は出ないしソフトウェア頂点処理の時は普通に動くから厄介. Direct3D 行列A,Bとこれらを積算したC、ベクトルVがあったとしてV*A*BとV*(A*B)はコンピュータ上で計算すると異なる。理由は浮動小数点数の誤差。マルチパスなんかでZFuncをEqualにする時は誤差を考慮に入れないとモアレの原因になる。 名前 失敗事例や指摘等 すべてのコメントを見る VisualStudioのショートカットメモ よく使ってるショートカットをメモしておこうかと思ったので、そうする。 メンドイのでデフォルトで使う派。 ブックマーク 作成 / 解除 Ctrl+K Ctrl+K 次へ Ctrl+K Ctrl+N 前へ Ctrl+K Ctrl+P クリア Ctrl+K Ctrl+L テキスト選択して使うコマンド ソース整形 Ctrl+K Ctrl+F 右にインデント Tab 左にインデント Shift+Tab コメント化 Ctrl+E Ctrl+C コメント解除 Ctrl+E Ctrl+V ビルド 単体コンパイル Ctrl+F7 ビルド Ctrl+Shift+B デバッガ デバッグ開始 F5 デバッガ無しで実行 Ctrl+F5 指定した行まで実行 Ctrl+F10 ステップイン F11 ステップオーバー F10 ステップアウト Shift+F11 デバッグ中断 Shift+F5 プログラム一時停止 Ctrl+Alt+Break ブレークポイント 作成 / 解除 F9 すべて削除 Ctrl+Shift+F9 インテリセンス 候補 Ctrl+Space 関数候補 Ctrl+Shift+Space
https://w.atwiki.jp/ketcindy/pages/195.html
Addcolor(" 描画コマンドの"を に変えたもの " , カラーコード); 指定した色で描く.シンデレラの画面上でも色がつく. #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (title=) addcolor.zip Addcolor("Plotdata( 1 , x^2 , x ,[])",[1,0,0]); // Plotdata("1","x^2","x",[]) を [1,0,0]の色で描く. // オプションが無くても [] をつける. // シンデレラの画面上でも色がつく. Addcolor("Paramplot( 1 , [cos(t),sin(t)] , t=[0,2*pi] ,[])",[0,1,0]); // Paramplot("1","[cos(t),sin(t)]","t=[0,2*pi]",[]) を [0,1,0]の色で描く. Addcolor("Listplot([A,B],[])",[1,0,0,0]); // Listplot([A,B],[]) を [1,0,0,0]の色で描く. // RGB と CMYK のどちらでもよい.